Paranoia Diary

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2017年 艦船擬人化ゲーの今後は

 あけましておめでとうございます。2017年になりました。

 思えばツイッターの別冊程度で上げていたブログながら、艦これの愚痴やイベントレポに始まり、戦艦少女の国内版リリースで一気に戦艦少女のブログになったりと紆余曲折あった2016年。

 今回は年始一発目の記事として「今後の艦船擬人化ゲーはどうなるのか?」という話について色々と語りたいと思う。

艦これはどこへ向かうのか

 2016年の秋イベント後。艦これに対する熱がびっくりするほどなくなってしまった。ゲーム内で殆どやる事がなくなった+やる事こそあるがマゾゲーすぎる難易度なのでやりたくない という状況からの「あれ、俺何やってんだろう?」という疲れからもうプレイはしなくなった。したくなくなったというべきか。

 まだキャラクターや二次創作などの興味は消えてないものの、ゲームとしては正直な所もう触れたくないのが現状である。この手のゲームのパイオニアというゲームでありながら、プロデューサーのせいで全ては台無しになってしまった感じは否めない。

 2017年という新しい年には入っているが、艦これはコンテンツとして立ち直りが出来ない所まで来ているのではないか、というのが正直な状態である。ゲームのアップデートスピードは悪化の一途を辿り、ユーザーの希望に反する調整ばかり行われ、去年の時点で改二は片手と少しで数える程度しか追加されず、新規艦の追加も苦し紛れの海外艦や駆逐艦と僅かに潜水艦のみに留まる状態。イベントに関しては春イベントの大惨劇もあってか、ユーザー数をどんどん減らしていった。

 さらにグランブルーファンタジー、FGOを筆頭とするその他ソシャゲという大手ゲームにユーザーがどんどん移行しているという雰囲気も否めない。さらにあれだけ発売延期を重ねた「改」が発売から1年も絶たずに生産・ダウンロード販売終了という事態にもなり、ゲームとしてもコンテンツとしても非常に厳しい時期に突入している。

 2017年に艦これがゲームとしてもコンテンツとしても逆転する未来はあるか?と問われても「まず無理でしょう」と言わざるを得ない流れになりつつあり、最悪の場合今年にサービス終了に匹敵する何かが発生する可能性もある。

彗星のように現れた戦艦少女の今後

 2016年10月終盤。中国大陸から凄いヤツがやってきた。戦艦少女だ。

 事情や歴史を知らない人は「スマホゲーで遊べる艦これ風ゲーム」と、そして事情を知らない艦これユーザーの多くは「中国産のパクリゲー」と、事情を知るユーザーたちは「ついに来たか……!」と様々な人たちの反応と共に迎えられたこのゲーム。

 パクリゲーとは言われるものの「大量の海外艦実装」「低課金要素の充実」「艦これの短所を潰したゲームシステム」「SDキャラが戦うユニークな戦闘シーン」「ゲームの随所に漂うフリーダムな雰囲気」など独自性を持つゲームであり、この手のゲームとしてはかなり遊びやすい部類で、実際に登録ユーザー数も2ヶ月ほどで30万に到達しそうな勢いである。

 日本での伸び白はまだ不明ではあるが、艦これから流入してきたユーザーも結構多いため、今年2017年にはそこそこゲームとして躍進していくのでは?という期待もある。大陸版はサービス継続中で、日本版へのキャラクターや要素・イベントの輸入もこれからどんどん進んでいく事だろう。何よりも大陸版が安定してサービスを継続しているので暫くは日本版も安泰だろう、という説得力のある安心感が現在は存在する。

 今後の展開次第では「ボイス実装」などのさらなるアップデートもありえそうなので、同ジャンルのゲームとしてさらなる躍進に期待できそうである。

黒船、VICTORY BELLESがもうすぐ来る

 そして、今年の注目ゲームのひとつがVICTORY BELLES。

 こちらは太平洋を越えたアメリカで現在開発が進められているゲームで、艦船擬人化ゲー(アメリカ)という特異な存在で、プロジェクトスタート時から日本で話題となった。まだ未完成のゲームであり、ゲームの開発資金はキックスターター(いわゆるクラウドファインディングのようなもの)で集められ、十分な開発資金を得て開発が行われた。

 特筆すべきはそのSLGとしてのガチンコさを押し出したゲームシステムと、絵師の統一(すべて同一のイラストレーターがキャラを担当)、さらに各キャラがフルボイスで喋る、ストーリーモードも搭載(恋愛要素もあるそうだ)されるという豪華仕様。

 こちらはキャラゲーとしてでなく、通常のSLGプレイヤーにも気になる一品。海外ゲーム好きからも注目されているゲームだけあって、リリース時の反応が非常に気になるタイトルだ。

 開発状況が逐一報告されており、現在は仕上げ段階の模様で早ければ今年中にはゲームとしてリリースされるそうである。実現すれば艦船擬人化ゲー界隈に新たな風が吹く事になりそうだ。

 

 以上。2017年の艦船擬人化ゲーの雑感だ。今年も楽しみである。