Paranoia Diary

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「蒼青のミラージュ」始動

 事の発端は2日ほど前、戦艦少女R公式Twitterで「月曜日に重大発表」との告知があり、多くの戦艦少女プレイヤーが「ボイス第二弾か?」「メディアミックス展開開始か?」「国内グッズの販売開始か?」「コラボイベント第二弾開催か?」「重大発表つと言いつつ建造イベ告知とかなのでは?」と予想をめぐらせる中、本日6月25日月曜日、いつもの定例メンテ終了後にまさかの爆弾が投下された。

 スピンオフ「蒼青のミラージュ」始動である。

 もはや国内外問わず超レベルの衝撃事件である。順を追って今回の件について説明していきたいと思う。

 

どのようなゲームなのか?

 現在「蒼青のミラージュ」について判明している情報は以下の通り。

・ジャンルは海戦SLG

・ストーリーを盛り込んだゲームの予定

・戦艦少女Rのキャラクターのほか、架空艦も追加される

・CV-16レキシントンが“カボット”の名前*1で登場

・固有の国家、人がストーリーに登場する予定(PVでは米海軍第7艦隊らしき姿も)

・2018年夏にリリース予定

・ボイス搭載

 と、ざっくばらんな情報しか出揃っておらず、公式サイトは事前登録特典情報とCBT応募情報のみしか記載されていない状態となっている。勇み足でこんな記事を書きつつも「何にもわかんねえ!」という状態である。そもそも完全にこのゲームの存在を察知していた人たちが皆無に等しく、中国・日本両方のプレイヤーが不意打ちをくらっているだけあって、未だ前例の無い出来事にみな驚いている状態なのだ。

 Twitter筋の情報なので確信は持てないが、開発は幻萌日本支社の独自開発の模様。最近になって上げられていた衛星情報や戦艦少女イラストレーターの投稿イラストから「実は戦艦少女ではなく蒼青のミラージュの登場キャラなのでは?」という推測も飛び交っており、今後の動向が気になるゲームとなっている。

予想

 情報は少ないもののスマホゲーの予約サイト「予約TOP10」には開発中の物と思しき画像が掲載されており、ゲーム画面を見る限りでは戦艦少女と同じSDサイズのキャラクターと敵艦が向かい合って戦闘する様子。「アズールレーン」のようなシューティング育成ゲームとは違う毛色の作品である可能性が高そう。案外、少女前線のような操作を要求する戦術要素を含んだSLGゲーとしてリリースされる可能性もありそうである。

 ストーリーパートに関しては、かなりシリアスな雰囲気が伝わっている。詳細な設定を持たない「プレイヤーの想像に一任する」というゲームであった戦艦少女とは打って変わり、敵とは何か?自らの存在とは?というメッセージなどが盛り込まれそうだ。後発の兵器擬人化ゲーム(特にアズレンと少女前線)のような本格的ストーリーモードに戦艦少女の世界観が乗り込んできたという点は多いに期待したいところ。

 また、架空艦が2隻実装確定しており、これらの艦がどうゲームやストーリーに絡んでくるか気になる所。今まで計画艦や建造中止艦など、存在しなかったが本来は世に出るはずだった艦を実装してきたマニア向け路線の戦艦少女の大胆な架空艦実装に、一部のプレイヤー(おもに艦船マニア方面から)の不安の声も上がっている。

 個人的には重課金ガチャゲーにならなければ基本なんでもいいと思っているが……

今後の展開に望むこと

 今回のスピンオフの展開は大いに気になっているが、一番の点は「宣伝もちゃんとやってほしい」という話に尽きる。一連のマーケティングで大成功したアズレンほどの大宣伝を打つのは無理かもしれないが、戦艦少女のスピンオフである以上、コンテンツとしてちゃんと宣伝打って「知る人ぞ知るマイナーゲー」という範囲だけで終わらせないようにしてほしいという願いはある。個人的に一番入れ込んでるゲームだけあるから。

 あとはスピンオフもいいけれど、やっぱりボイス第二弾もゲーム本編にちゃんと実装して戦艦少女本編も大事にして欲しいし、今回ちゃんと声優呼んで新録している&ブルーゴーストにもボイスが付いたという事実もある以上、日本版プレイヤーに対して「こっち遊べ」と露骨な誘導をするような真似はしてほしくないという思いもある。今作も期待しているが、コケないようゲームバランスなどしっかり作ってから出して欲しい。

 戦艦少女プレイヤーが期待する新シリーズ、これからの動向には目が離せないのは確実だろう。

*1:竣工時のCV-16の艦名、後にレキシントンの名前を襲名した